握手会廃止論

このところ自分とアイドルが対等かもしくは自分の方が優位にあると勘違いしている輩が多すぎやしないかって思う。

 

これは、ファンとアイドルが物理的に同じ目線で同じ時間と場所を共有しながら触れ合うことで、頭の悪いファンがあたかも特別な関係を持ったという錯覚に陥るのが原因だと思っている。

 

俺は握手会なんてさっさと辞めるべき若しくは回数を減らすべきだと思っている。

(個人的には、そんなことに時間と体力を浪費させるよりライブを少しでいいから増やしてくれと思う。)

 

メンバーの負担になっているのは勿論、勘違いする馬鹿が増える。

少なくとも「アイドル」が下々の者一人一人に相手をしてあげているという状況に感謝できないやつは握手会に参加する資格がない。

 

ましてや握手会でメンバーを泣かせるような暴言を吐く輩は施設なんかに入った方がいい。普通に考えて、わざわざCD買って会場まで手間と時間をかけて悪口や説教しに来るやつなんて社会不適合者でしかないでしょ。

 

まあCDの売上を大きく左右することでもあるから、辞めるのは現実的じゃないかもしれないけど。

 

推していたアイドルにスキャンダルが出たときに手のひらを返して狂ったように叩きまくるファンなんて勘違いの典型だ。

 

お前がどう思ったかに興味のあるやつは居ないのだから黙って立ち去ればいいし、そもそもアイドルが何をしていようと誰と付き合っていようとお前には関係が無い。

 

 黙って受け入れるか立ち去るかの二択以外の選択肢は無い。

そもそも、週刊誌や世間に吊し上げられてる苦しい時にファンが追い討ちをかけるなんてあり得ないというのが持論。

 

もしどうしても納得ができないやつは、考えを改めるべき。

「握手会などの、ファンとアイドルがゼロ距離で触れ合うイベントが増えたことでファンとアイドルの距離感が縮まった」などと耳にすることがあるけど、それはあくまで距離「感」であって、「距離」が縮まることなど99%無いのだ。身の程をわきまえろってことだ。 

もし距離を縮めたいなら握手会にちまちま金をつぎ込むのではなく、自分自身に投資して見劣りしないビッグな男になるべきだろう。

 

俺たちファンは、アイドルを「応援させてもらっている」自分のクソつまらない人生の代わりにスターダムを駆け上がる姿を「見せてもらっている」そして「自分は大衆の一人に過ぎない」ということを忘れちゃダメだ。

 

アイドルの本質は握手会の対応とか、顔がどうとか、ダンスが上手いとか、歌が上手いとか、スキャンダルがないとか、そんなチンケなものでカタがつくほど単純じゃない。

 そしてアイドルの仕事はファンに媚びへつらうことじゃない。